Sunday, 19 May 2013

横浜の内港で客船埠頭を整備するなら山下ふ頭だ

 客船ホームページの老舗「せなうんホームページ」の掲示板を覗いて、横浜発着クルーズに就航した「サン・プリンセス(3)」が電気系統の故障を起こして大幅遅延したのを知ったところだ。20時頃出航したらしいが、とすれば夕方伊豆諸島航路の定期船「かめりあ丸」とも並んだのだろう。千載一遇のチャンスだったのに、見逃した。「かめりあ丸」は来年2014年には航路引退すると思ったからこれは痛かった。
 そんなことを思いながらその掲示板を遡って眺めていると、横浜市が新港ふ頭9号岸壁を100メートル延長して7万トン級対応に改修する方針を固めた、という投稿が見えた。読売新聞にそういう記事が出たのだそうだ。クルーズ客船の発着が増えたのはいいが、大桟橋だけでは岸壁が足りなくなった。だから客船ターミナルはあるものの老朽化で使われていない新港ふ頭の9号岸壁を改修して再び使える様にするという。

 新港ふ頭9号岸壁は2011年の大震災で被害を受け修理されずに放置されている、と僕は聞いたから老朽化とは初耳だ。それはともかく僕はそこを中途半端に整備するより山下ふ頭の山下公園側の岸壁を客船埠頭にしてほしいと思う。岸壁名で言えば1号から3号の部分である。
 理由は簡単で山下ふ頭1~3号岸壁の方が山下公園に集まる沢山の人に見られるからだ。新港9号岸壁の近くにも最近話題の施設が幾つか出来たが、それらに対して裏手に当たるのが9号岸壁だ。一応周辺は新港パークという公園になってはいるが、山下公園に比べれば相当長閑である。それの意味するところは人の集まらない場所であるということだ。結局立派な車道がその地域を孤立せしめているのだと思うが、もう一つはその為に駅からのアクセスが悪いことだ。最寄駅はみなとみらい線のみなとみらい駅になるが、歩いて15分は見て良い上にその立派な車道を横断するのに信号を待たねばならない。その点山下ふ頭1~3号岸壁は、日本大通り駅から大桟橋までとほぼ同じくらいの時間で元町中華街駅から到着出来るだろう。
 山下ふ頭1~3号岸壁にきちんと送迎デッキまで作って、突端まで自由に出入出来る様になったら尚良い。そうすると訪問者は横浜のいわゆる内港を歩いて殆ど半周することが出来る。船の写真を撮る趣味の者としても撮影地が増えて嬉しい。何より山下ふ頭1~3号岸壁の方がランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から大桟橋を絡めた時に写真の収まりが良い。新港9号では手前の観覧車の処理が難しく、また大桟橋の客船との絡みも散漫になる。

 横浜港の内港で新たに客船埠頭を作るとしたら最高なのは矢張り新港ふ頭4号岸壁だ。赤れんがパーク隣接という至上の立地だが、そこは今は勿論将来も海上保安庁の基地であり続けるだろう。返還される瑞穂埠頭に移転して頂いて新港4号を客船用にするなら、これは少々アクセスが悪くても意味がある。しかしお上相手に立ち退きさせるとなると物凄く金が掛かるだろうから先ず有り得ない。
 すると次善の案は、山下ふ頭1~3号岸壁を措いて他に無い。客船ターミナルを新設せねばならないというハードルはあるが、大桟橋ターミナルの様に屋上を公園とすれば必ずや人を招ぶ。今では考えられないが、大桟橋のターミナルも建設当時無駄な公共工事の代表格として槍玉に挙げられ、選挙戦で有能な現職市長を放逐する道具として利用されたのである。それが今や横浜を代表する観光地の一つなのである。山下ふ頭1~3号岸壁に客船ターミナル及屋上公園を整備すれば、そこもたちまち観光名所の仲間入りするのは明白だ。少々の金を惜しんで今一つの場所を整備するより、思い切って良い場所に金を注ぎ込んだ方が絶対に良い使い途だ。それに新港9号岸壁を100メートル延長するというが、強度の問題等もあろうから意外に簡単でない筈だ。山下ふ頭1~3号岸壁なら水深12メートルの部分だけでも(詰まり2号岸壁と3号岸壁だが)420メートルある。これは大桟橋の片側と比べて30メートル短いだけだ。新港9号は100メートル延長しても321メートルしかない。然も水深は8メートルしかないから、そこも工事する必要がある。因みに山下1~3号は総延長600メートル、水深は浅くても9.4メートルである。
 山下1~3号なら今のままで「飛鳥II」とほぼ同型の「クリスタル・シンフォニー」が二隻並んで停泊出来るが、新港9号は延長したってどちらか一隻しか入らない。山下1~3号なら「にっぽん丸(3)」と「ぱしふぃっくびいなす」が並んで係留できるが、新港9号では延長してもやっぱりそのどちらかしか停泊出来ない。もっと言えば、新港9号を整備した場合、「飛鳥II」と「にっぽん丸(3)」「ダイヤモンド・プリンセス」を一遍に停泊させて、そこへ「ぱしふぃっくびいなす」が入港したらもう客船埠頭には着岸出来ない。山下1~3号を整備すれば「ぱしふぃっくびいなす」もめでたく客船埠頭に着岸出来る。「にっぽん丸(3)」でなくて「サン・プリンセス(3)」が停泊していても大丈夫である。そこに入港してくるのが「ぱしふぃっくびいなす」でなくて「サン・プリンセス(3)」の姉妹船「シー・プリンセス(2)」でも大丈夫である。

 「飛鳥II」「ダイヤモンド・プリンセス」「サン・プリンセス(3)」「シー・プリンセス(2)」の四隻同時着岸。もしそうなれば山下公園からの眺めは相当に豪華だ。正に横浜市歌にある「百船百千船(ももふねももちふね)」を実感出来る光景の筈である。新港9号を整備するのはそれはそれで結構なことだが、それなら山下1~3号の客船埠頭化も同時にすべきだ。両方は無理だということなら新港9号は諦めて山下1~3号を採った方が断然良い。

Thursday, 25 April 2013

赤れんがパーク側に「サン・プリンセス」?

 いよいよ明日4月26日にプリンセス・クルーズの「サン・プリンセス(3)」が横浜へ入港します。「サン・プリンセス(3)」自身はもう何度か横浜にも来航していて、そればかりか殆ど同型の姉妹船二隻も度々来航しているから、当地ではもうお馴染みを通り越して珍しくもないと思われているかもしれません。それに今更「いよいよ」としたのは、今回の入港がプリンセス・クルーズの横浜発着クルーズ本格参入の第一船になるからです。

 その入港がどうも大桟橋の赤れんがパーク側に着岸ということになりそうでこれは中々興味深いことです。先日の「フォーレンダム」も赤れんがパーク側に着岸しましたが、外国客船が一隻だけ入港して赤れんがパーク側に着岸というのは近年では割合珍しい部類です。
 今回の「サン・プリンセス(3)」も横浜港のリアルタイム情報に着岸岸壁が「C号」即ち赤れんがパーク側となっているのですが、まあこれは直前に変更になることも多くあります。ただ大桟橋の赤れんがパーク側岸壁にはバリアフリー対応の渡船橋があって、これが寸法の関係上山下公園側岸壁に移動させられないのだそうで、「飛鳥II」が山下公園側に着岸しないのもその渡船橋を必ず使うためなのだそうです。従って「サン・プリンセス(3)」も先の「フォーレンダム」もバリアフリー渡船橋の利用のために敢えて赤れんがパーク側に着岸乃至着岸予定なのかもしれません。但し先日の「フォーレンダム」はバリアフリー対応の渡船橋は使っていませんでしたが。

 「サン・プリンセス(3)」の赤れんがパーク側着岸を期待させるのは、港内遊覧船の「ロイヤルウイング」が大桟橋の山下公園側に着岸して、然も極端に桟橋の端に寄せられてもいません。大型の客船が大桟橋に着岸する時、特に外国客船の場合、恐らく通関の関係もあって「ロイヤルウイング」はその客船の反対側に着岸するのが普通です。過去には「オーロラ」と同じ岸壁に並んだりしていますが滅多にないことです。
 今回は大桟橋のウェブカメラで見ても「ロイヤルウイング」が山下公園側で「サン・プリンセス(3)」を待つのは確実で、もちろんこの後移動という可能性もゼロとは言えませんが、また「サン・プリンセス(3)」の着岸も朝6時と早いので、多分このまま「ロイヤルウイング」山下公園側、「サン・プリンセス(3)」赤れんがパーク側となるのではないかと思います。実に楽しみです。

Monday, 25 March 2013

展示会のお知らせ

Apr2013exiv_2

 現在横浜港大さん橋国際客船ターミナルにて開催中の展示会に参加しています。わたくしめは「チュサン(3)」「パシフィック・プリンセス(1)」「クラウン・プリンセス(1)」「コーラル・プリンセス」「サン・プリンセス(3)」の5枚を出展しております。

 その5枚が締め切りに仕上がらず遅れに遅れ、どうにかこうにか設営までには間に合わせましたが各方面へ多大なご心配をお掛けした上、所用で設営も早々に失礼する有様、この場をお借りしてお詫び申し上げ、そんな攪乱要因を辛抱強く我慢して下さっているメンバーの皆様には大いに御礼申し上げる次第。

 そういう心優しい皆さんの作品は人間味に溢れた素晴らしい力作揃い、お時間のある方は是非横浜港の大桟橋へお越しの上ご観覧下されば幸いです。

ご参加されている方々)(順不同)
PUNIP cruisesさん
Wattsさん
KIKIさん
Mickyさん
tugihagi MOBI-Gさん
toshiさん

Thursday, 18 October 2012

展示会参加のお知らせ

Web_infoa4_jpg

 展示会に参加しますのでご報告いたします。今回は砕氷船特集です。ちょっと一杯ついでにお立ち寄り下されば幸いです。三枚出展予定です。

Wednesday, 03 October 2012

「コスタ・ビクトリア」遅着+「アムステルダム」は早着?

(注)この記事には致命的な間違いがありました。お詫びいたします。
__

 「コスタ・ビクトリア」横浜寄港は当初の12時スタート13時着岸が13時スタート14時着岸に変更になった旨、大さん橋国際ターミナルのツイッターから情報がありました。

 それにしても気になるのは台風19号の動きと「アムステルダム」の予定です。天気予報等参照すると「アムステルダム」は台風19号を迎えに行く形になり、最悪千葉県沖の太平洋ですれ違う、ということになり兼ねません。そうでなくとも太平洋側は相当この台風のうねりが届く筈で、となるといつぞやの「フォーレンダム」の様に日本海側を通って神戸へ、なんてことも有り得るのではないかと思ったのです。
 そこで「Marinetraffic.com」という船舶の動向をチェックできるホームページを覗いたところ、既に「アムステルダム」は太平洋側の本州三陸沖から宮城県沖を通過しており、ここまで来ているのなら日本海側へということは無さそうだ、と安心しました。

 しかし更に詳しく見てみると、次港・YOKOHAMA着は20時30分になっています。詰まり台風19号が伊豆諸島に近付く頃には横浜に着いてしまおう、ということの様です。さっき確認したところ東京湾海上交通センターでは「アムステルダム」浦賀航路は明日未明通過となっていましたが、今後変更されるのかもしれません。
 これだと明日早朝に離岸予定だった「ぱしふぃっくびいなす」は17時着岸の後急いで離岸せねばなりませんし、これは相当色々大変ですが台風接近となれば仕方ありません。抜港にならなかっただけでもありがたいです。それに「アムステルダム」は或いは横浜へ着いても直ぐには大桟橋に着かずに暫く沖係りということもあるかもしれません。ただ乗客のことを考えれば「ぱしび」が急いで岸壁を空けて「アムステルダム」に譲ることになるとは思いますが。

>marinetraffic.comで表示される時刻は日本標準時ではない、という基本的な事項を失念いたしておりました。なお「アムステルダム」は当日、当初予定通りの日本時間午前8時に着岸した、とのことです。(追記・2012年10月6日)

Monday, 01 October 2012

「コスタ・ビクトリア」横浜初入港のお出迎えクルーズ

 来る2012年10月3日、イタリア籍のクルーズ客船「コスタ・ビクトリア」が横浜に初入港します。既に西日本方面では「コスタ・クラシカ」の後継船としてお馴染みになりつつありますが、関東地方には今回が初お目見えとなります。

 さて、この「コスタ・ビクトリア」が横浜へ入港してくるところを、遊覧船から眺めませんか、というクルーズがやっぱりあります。客船ファンの味方、京浜フェリーボートの「『コスタ・ビクトリア』お出迎えクルーズ」2000円がそれです。11時30分ピア象の鼻出航予定(集合11時)です。
 今回の「コスタ・ビクトリア」は10月1日12時45分現在も大桟橋のどの岸壁に着くのか定かではありません。それとコスタの客船はこれまで2010年4月17~18日の寄港以外は出船で着岸しています。僕は個人的に今回の「コスタ・ビクトリア」は出船着岸になりそうな気がしてならないのです。入船で着岸した時は大幅に入港が遅れたので、早くお客さんを下ろすために回頭しなかったのかもしれません。となると「コスタ・ビクトリア」も予定とそれ程変わらず着岸するとすれば、恐らく回頭して左舷着岸となる気がします。
 であれば、この客船の入港シーンの写真を撮るとなれば、やっぱり遊覧船上からが一番ではないでしょうか(宣伝)。うん、やっぱり遊覧船上が一番だ(宣伝)。ということですので、出船着岸でどうせ遊覧船に乗らなきゃならんというなら、お時間合うならお出迎えクルーズにしたら如何でしょう、というお話でした(しつこいようですが宣伝)。

(外部リンク)
京浜フェリーボート」(横浜港で客船観覧クルーズから工場夜景クルーズまで手掛ける遊覧船の船社)

Thursday, 17 May 2012

「ジ・オセアニック」その後(2012年5月25日追記)

 1965年生まれのイタリア客船「ジ・オセアニック」は、無事神戸港へ着いて彼地で暫しの休息を取っているらしい。残念ながら現地へ行って確認することはできていないが、AIS情報の見られる「Live Ships Map」によると彼女はどうやら摩耶埠頭に係留されている様だ。神戸港のEDIでは以前調べた時は18日22時22分出港となっていたが、さっき調べたら19日の12時丁度に変更になっていた。次港は相変わらず「UNKNOWN」のままである。
 「Live Ships Map」で気になったのは、彼女の名前が再び「オセアニック」に戻されているらしいことだ。コールサインは3EUQ5、船籍もパナマで変わらないのに、5月16日付で「オセアニック」になっている。これを元の名前に戻ってよかったよかったと無邪気に喜べないのが現状彼女の置かれる立場である。

 寧ろ「The」が付けられた時から僕は何だか非常に嫌な感じがしていたのである。特に客船について、解体屋に送り込まれる時に「戒名」が付けられるのはよくある。元「フランス」の「ノルウェー」に付けられた「ブルー・レディー」の様に全く新たに付けられる場合もあるし、「マキシム・ゴーリキー」が「マキシム・M」となった様に名前の一部を消したりするのもよくある。後者の内でも頻繁にあったのは「The XXXX」という船名の「The」だけなくす、というものだ。係船中の客船で名前の「The」がペンキでおざなりに消されたりするのは特に危ない。殆どスクラップ決定の様なものだ。

 「オセアニック」もその例に漏れないとすれば、「The」が取れたことの意味する所は極めて限定的だ。スクラップになる客船は大抵人目を避ける様に真夜中旅立つことが多くて、今回の様に白昼堂々出港というのは珍しい。本当に最後の花道となるのだろうが(それは来週の半ば辺りはっきりすると思う)、5月19日は土曜日で晴れの予報、5月21日14時(これらの予定は暫時繰り下がっている、下記参照・5月23日追記)白装束に身を包んだ彼女の旅立ちが、より多くのファンの記録と記憶に残れば良いと思う。

(参考)
"THE OCEANIC"」(アイマークさんのブログ「ふねから見た風景」より摩耶埠頭の「ジ・オセアニック」。まだ船名に「The」が付いている様に見える)

ジ・オセアニック(突然やってきた!編)」(ふねきちさんのブログ「船好きのブログ」より2012年5月12日神戸港は摩耶ふ頭着岸の模様)

(追記・2012年5月18日)神戸港のEDI情報に「ジ・オセアニック」改め「オセアニック」の次港がとうとう出た。矢張りシンガポールだった。

(追記・2012年5月19日)神戸港のEDI情報に変更があり、「ジ・オセアニック」改め「オセアニック」は21日14時出港となった。次港は「INDIA」とされた。ここまで馬鹿正直にスクラップ送りと判らせるケースも珍しいだろう。

(追記・2012年5月23日)神戸港のEDI情報に更に変更があった。いまや「オセアニック」となった船(EDIではTHE OCEANICだが)は、21日14時出港が22日14時出港になったと思ったらもう23日14時出港となっていた。次港は相変わらず「INDIA」のままだ。

(追記・2012年5月25日)「オセアニック」は「Live Ships Map」で確認した限り、未だに神戸に係船されたままである(そしてコールサインが変えられている)。また神戸港のEDI情報でも出港は28日17時と変更になり、次港も「UNKNOWN」に戻った(同日11時現在)。

Friday, 11 May 2012

横浜出航後の「ジ・オセアニック」

 横浜港の大黒ふ頭で一時の休息を取ったイタリア客船「ジ・オセアニック」は、予定の15時10分より少し遅れて当地を去った。次港は横浜港のEDI情報に神戸と出た他、「ライブ・シップ・マップ」の様なAIS追跡サイトでも神戸と表示されていた様だ。神戸港も当ってみると、5月12日12時00分に「P2L」岸壁へ着岸、というEDI情報があった。出港についても既に5月18日22時22分と表示され、詰まり神戸に暫く留まった後に「UNKNOWN(不明)」とされる次港へ向けて出港することになっている。

 「ジ・オセアニック」の今後については再起の可能性は殆ど無いと見做されている。インターネット事典の「Wikipedia」を覗くと「スクラップになることになっている」と既に記述されていたが、今のところはっきりと解体業者に売却された、とする情報等は見ていないし確定の話として伝わってもいないと思う。
 元のプルマントゥールに一時的に戻って、同社が新たに取得する「モナーク・オブ・ザ・シーズ」加入までの繋ぎ役になる、という噂もあったらしい。僕はこれに関して、それなら韓国は麗水で開かれる万博に宿泊施設としてチャーターされると伝わった「ジ・エメラルド」がプルマンに行けばいいと思う。日本から「ジ・オセアニック」を地中海まで送って、向こうから「ジ・エメラルド」が回航してくる、なんて如何にも非効率だ。それならこないだまで現役だった「ジ・オセアニック」を麗水へ持っていって、「ジ・エメラルド」こそプルマンのピンチ・ヒッターになればよかろう。他にも韓国ハーモニー・クルーズに移籍予定だった「コスタ・アレグラ」が火災で再起不能というから、その代役というのも無くはないのではないか。
 しかしその期待も「ジ・オセアニック」の機関系統のトラブルで潰えてしまったと思う。特に発電機故障となると、ホテルシップとしての命脈すら絶たれたのと同じだからである。

 恐らく「ジ・オセアニック」は神戸での小休止の後シンガポール辺りへ回航され、マラッカ海峡からインド洋を半分以上横断することはないだろう。この絶世の美女がこれ以上の醜態を晒すのも心苦しい。最早この上は夏場の暑さの中恐縮ながらインド乃至バングラディシュの作業員が手際良く片付けてくれることだけを願わざるを得ない。船舶リサイクルの実験と称して長期間無残な姿で放置される様なことだけは避けてほしい。

(参考)
LAST OF OCEANIC」(はまねこさんのブログ「横濱の青い空、白い波、ピンクの肉球」より2012年5月10日の横浜出港の模様)

Thursday, 03 May 2012

SS The Oceanic、最後の横浜での予定(5月9日12時現在)

横浜港入出港予定船情報照会より

入港=2012年5月4日11時30分
スタート=同11時30分
着岸=同12時30分大さん橋ふ頭A号岸壁(山下公園側)右舷着岸
離岸=同22時00分回頭出航
スタート=同22時00分
着岸=同23時50分大黒ふ頭DC1号岸壁(大黒大橋鶴見方面一番手前)左舷着岸
離岸=2012年5月10日15時10分離岸
次港=神戸

東京海上交通センター大型船入航予定情報より

南口入航予定=2012年5月4日10時30分
北口入航予定=2012年5月8日16時00分(大黒ふ頭離岸は13~14時頃か?)
北口入航予定=2012年5月10日16時15分(5月9日12時確認)

Live Ships Mapより

2012年5月9日0時現在横浜港大黒ふ頭DC1号岸壁係留中

Wednesday, 29 February 2012

船の写真展

Mar12ad_s

 横浜の大さん橋で「船の写真展」やります。写真展と謳いながら絵画もあるのですが、写真展として開催するということで準備を始めたので「写真展」で押し切ることにしました。今回は客船に限らず船なら何でもあり、ということにしましたので、また趣が大分違うものになるかと思います。是非お近くにお越しの際はお立ち寄り下さい。

Tuesday, 21 June 2011

「プリンセス・ダフネ」

Sills210611

 不幸な巡り会わせで横浜を抜港せざるを得なかった「プリンセス・ダフネ」。今度の冬シーズンもアジア海域でクルーズする予定らしいので、出来れば是非横浜にも寄っていって貰いたいものです。
 ただ来年は僚船の「アテナ」と「フンシャル」も相次いで横浜へ来航する予定なので、同じ船社が三隻まで一遍に来るかどうか。勿論来てくれるんならそんなに嬉しいことはないですが。

«「ダイアモンド・プリンセス」2013年横浜来航?